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コロンビア 観光地として台頭

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コロンビア 観光地として台頭

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コロンビアに対する国際的イメージの回復
コロンビアには多くの文化遺産が存在するが、かつてはドラッグ・暴力といった負のイメージが付きまとい、訪問者は海外特派員あるいはNGOのみであった。

コロンビア政府は、1996年よりイメージの回復に努め続けてきた。コロンビアに対する国際的イメージ回復のためにマーケティング・コンサルタントのデビット・ライト(David Lightle)や同盟国より協力を得られ、アルバロ・ウリベ(Alvaro Uribe)大統領は様々な改革を行った。

コロンビア
(画像はColombia travelより)

イメージ回復を目的とした政府政策
デビット・ライト(David Lightle)らは幅広い分野の国際的著名人をコロンビアに誘致し、コロンビアの観光地としての魅力をアピールした。

また、同時に「Colombia is passion」とのスローガンを掲げたマーケティング・キャンペーンを世界中の映画や雑誌にて展開し、コロンビアの豊かな芸術・文化・遺産などを紹介した。

例えば、作家ガブリエル・ガルシス・マルケス(Gabriel García Márquez)、画家フェルナンド・ボテロ(Fernando Botero)はコロンビアを代表する世界的に有名な芸術家である。

様々な政府政策を行った結果、国内における強奪・殺人・誘拐の発生率は激減し、コロンビアに対する負のイメージは払拭された。かつて、コロンビアは地球上で最も危険な地域の一つであったが、現在は世界有数の観光地として台頭した。

2002年以降、コロンビアへの訪問者数は300%増加した。(うち60%は観光客)貿易省によると、南アフリカへの訪問者が減少する傾向にあっても、コロンビアへの訪問者数は増加しているという。

世界的観光地としてのコロンビア
現在、カルタヘナ、ボゴタ、メデジンはコロンビアを代表する観光地である。特に、カルタヘナの港・要塞・歴史的建造物がユネスコ世界遺産に登録されている。

その一方で、地方での殺人発生率は依然として平均を超えている。観光地として発展した地域を除き、多くのジャングル地帯ではコロンビア革命軍などによるゲリラ活動が頻発している。コロンビア政府は長期に亘り、コロンビア革命軍と交渉を繰り返しているが、和平交渉締結には至らない。

政府は、貧窮化した地方の開発・発展のために今後4年間で250億ドルを投資すると発表した。また、新たなインフラ構築を計画し、今後10年間で500億ドル以上を経費計上するという。


外部リンク

Business Destinations
http://www.businessdestinations.com/

Colombia travel
http://www.colombia.travel/

THE WALL STREET JOURNAL
http://online.wsj.com/
Amazon.co.jp : コロンビア に関連する商品



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