8月5日より提供開始
サムスン電子社は、7月19日にブラジルにてモバイル決済サービス「サムスンペイ」を運用開始すると発表した。サービス提供開始日は、リオデジャネイロオリンピック開幕日である8月5日を予定している。
サムスン電子社は、1ヶ月前からブラジルにて「サムスンペイ」の試験運用を行っている。
ブラジル市場における優位性
ブラジルのモバイル市場にて、サムスン電子社は42%の市場シェアを得ている。「サムスンペイ」の導入は、ブラジル国内における新たな利用者の獲得、サービスの拡大が狙いであるという。
また、サムスン電子はオリンピック公式スポンサーであり、オリンピック限定モデル「Galaxy Edge S7」を発売予定である。「サムスンペイ」の対象機種には、「Galaxy Edge S7」も含まれるという。
サービス提供開始に向けて暗雲
現時点では、モバイル決済を行う銀行は未決定である。ブラジル銀行、イタウ・ウニバンコ銀行、ブラジル連邦貯蓄銀行が有力候補として挙げられているという。
サムスンペイについて
「サムスンペイ」は、サムスンペイ加盟店での会計時に、携帯電話にて支払いができるシステムである。これまでのところ、「サムスンペン」は、韓国、アメリカ、中国、スペイン、シンガポール、オーストラリア、プエルトリコにて提供されている。
なお、「サムスンペイ」が提供開始されている地域からブラジルへの旅行者については、提供開始前であっても登録しているクレジットカードやデビットカードにて決済可能であるという。
(画像はイメージです)
SUMSUNG
https://news.samsung.com/global/SAMMOBILE
http://www.sammobile.com/Bloomberg
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