労働環境における男女平等
今月4日、フランスの油田サービス企業であるテクニップ社は、ブラジル南東部ヴィトーリアにある製造工場がEDGE認証(男女平等認証)獲得により、労働環境における男女平等が評価されたと発表した。
2014年と比べ、ブラジル工場の労働規則・実務が改善し、向上したことを意味する。
合わせて、テクニップ本社と技術革新センター(共にフランス・パリ)、イタリアにある製造工場もEDGE認証(男女平等認証)を獲得した。
8ヶ国にてEDGE認証
テクニップ社は、8ヶ国にてEDGE認証を獲得している。エネルギー産業において、唯一、労働環境における性別多様性・平等性を評価された企業となる。
昨年は、オーストラリア、マレーシア、イギリス、アメリカ、アラブ首長国連邦にてEDGE認証を獲得している。
EDGE認証とは
EDGE認証は、労働環境における男女平等に対する世界基準である。第三機関であるEDGEが、企業の労働環境における性別多様性・平等性(同一労働や同一賃金、採用・昇進など)を評価する。
また、EDGE認証を通して、企業信頼度も高まるという。
企業の強み
2014年以降、テクニップ社は、企業全体で労働規則・実務の改善を推し進めてきた。
テクニップ社の会長兼最高経営責任者であるチェリー・ピレンコ(Thierry Pilenko)氏は、EDGE認証の獲得が企業の強みになると述べている。
また、副会長であるカトリーネ・シャープ(Katrine Sharp)氏は、EDGE認証の獲得により、持続可能な開発や性別多様性が高められたと考えている。
(画像はプレスリリースより)
Businesswire
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