セミナー、ジェトロなど3団体が主催
今月23日午後、“ブラジルセミナー ‐注目を集めるブラジルのビジネスチャンスと課題‐”と題したセミナーが、大阪府の帝国ホテル大阪で開催される。主催は日本貿易振興機構(ジェトロ)の大阪本部をはじめ、ブラジル大使館、ブラジル銀行の計3団体が務める。
ブラジルビジネスの魅力とは?3者が語る
同セミナーでは、まず「ブラジル経済とビジネスチャンス」と題して、駐日ブラジル大使館のアンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ氏が講演を行う。続いてブラジル銀行東京支店の齊田好久氏が「ブラジルの金融事情と進出企業動向」と題し講演。
さらに休憩を挟んで、ジェトロ・アジア経済研究所地域研究センターの二宮康史氏による「ブラジルの中小企業と日本企業の連携の可能性」と題した講演が行われる。ジェトロによると、セミナーでは以上3者の講演に加え、発表者への質疑応答や参加者間での交流会も予定されているという。
セミナーは帝国ホテル大阪内孔雀東の間で13時に開始され、当日17時までのおよそ4時間にわたり開催される。参加は無料だが、先着150名の定員制であり、事前にジェトロ公式ホームページからの申し込みが必要だ。応募締め切りは今月18日(金)となっている。
注目のブラジル経済、今後も期待大
堅実な経済成長を続け、中南米全体におけるGDPの44%を占めるまでになったブラジル。税制面や労働環境の面では課題も多いが、現在開催中のFIFAワールドカップ、そして2016年の夏季オリンピック開催と、今後も同国への関心はますます高まるものとみられる。
今回のセミナーは、そうしたブラジルにおける最新ビジネスの動向を知る上で最適な機会となりそうだ。

日本貿易振興機構(ジェトロ)イベント情報
http://www.jetro.go.jp/events/item/20140704578/