ネオエネルジア社との合弁会社による建設
スペインに本社を置く大手電力会社のイベルドローラ社が、ブラジルのネオエネルジア社との合弁により、新たに3基の風力発電所をブラジル国内に建設する。発電量は合計84メガワットに達する予定。6月15日付のプレスリリースにて明らかになった。
(画像:イベルドローラ社ホームページ)
同発電所は、両社の合弁会社であるフォルカ・エオリカ・ド・ブラジル社によって、リオ・グランデ・ド・ノルテ州の北西部に建設される。建設費用は合計1億5千万ユーロを見込んでいる。発電された電気は、フォルカ・エオリカ社による送電ラインを経て周辺地域に送電される。
風力発電では世界トップクラス
この風力発電所が完成すれば、ブラジル国内におけるイベルドローラ社の発電所は14基となり、総発電量は421メガワットに達する。
イベルドローラ社は、スペインのバスク州ビルバオに本社を置く多国籍企業。スペイン最大の電力会社であり、風力による発電量は世界トップクラスである。北米、南米、ヨーロッパに発電所を保有。総発電量4万5千メガワットの内、61%はゼロ・エミッション・エネルギー(廃棄物ゼロのエネルギー)に該当する。

イベルドローラ社ホームページ
http://www.iberdrola.es/home/ネオエネルジア社ホームページ
http://www.neoenergia.com/Pages/Default.aspx