ブリヂストン、子会社通じチリに販売会社設立
ブリヂストンは先月29日、子会社のBridgestone Industrial Products America Inc.(BIP)を通じてチリに産業資材の販売会社を設立することを明らかにした。
鉱山向けコンベヤベルトを販売、今年10月始動
サンディアゴ市に新たに設立される販売会社の名称はBridgestone Productos Industriales Latinoamerica SpA.(BIPL)で、資本金は25万米ドル(およそ2500万円)。
BIPLはBIP社長と兼任となるAndrew Minwegen代表ら4名の従業員のもと、鉱山で用いられるコンベヤベルトを中心とした産業資材の販売を手掛ける。実際の営業開始は今年10月からとなる予定だ。
ブリヂストン、鉱山での銅生産をサポート
同社によると、チリの銅鉱山などで鉱石の輸送に用いられるコンベヤベルト等の製品について、今回の販売会社設立によって迅速な提供が可能となったとのこと。また現場のニーズに対して、メンテナンス等柔軟に対応できる体制が整ったとも説明している。
チリとその隣国ペルーは世界有数の銅鉱山地域として知られ、中長期的な需要のもと生産量の増加が期待されている。ブリヂストンでは今後も鉱山向けの製品およびサービスの展開を進め、現場の安全性向上やコスト面での改善に貢献したいとしている。

ブリヂストン ニュースリリース
http://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2014082901