ASUS、ブラジルで人気スマホを販売開始
台湾に本社を置くAsustek Computer(ASUS)が今月中に、ブラジル国内で同社の新型スマートフォン「Zenfone」の販売を開始することが明らかとなった。
Zenfoneの南米初上陸、今月15日を予定
ASUSのZenfoneシリーズはサイズやスペックの異なるZenfone4~6の3機種をラインナップしており、今年4月に本国台湾での販売を開始。低価格を売りにシェアを拡大し、これまで台湾国内だけでも累計100万台以上を売り上げている人気製品だ。
同社によれば、Zenfoneのブラジルでの発売は10月15日を予定しているという。アジアを中心に販売網を拡大してきた同社にとって、南米での同シリーズ展開は今回が初となる。
ASUS、積極的な海外展開進める
ASUSはこれまでも中国やシンガポールなどのアジア諸国に加え、ロシアやトルコなど世界12カ国でZenfoneシリーズを販売しており、今回のブラジルは13カ国目の販売国となる。
こうした世界各国で同シリーズは好調な売り上げを記録しており、同社は今年8月、今年第3四半期におけるスマートフォンの出荷台数が第2四半期と比べ160%増の260万台になるとの推計を発表。
専門家によれば、今年度の売り上げは計800万台、来年はさらにその倍の売り上げ台数が予想されており、今後も快調な売れ行きが続くとみられる。同社では今後も積極的な海外展開を図り、市場の開拓を進める考えだ。

Asustek Computer:Zenfone
http://www.asus.com/Phones/ZenFone_Products/