ZTE、ボリビアのネットワーク敷設で独占契約結ぶ
中国の通信機器メーカーZTEコーポレーション(ZTE)は11日、ボリビアにおける大規模ネットワークを手掛けるエンテル社の入札を通して単独契約を勝ち取り、同社の独占サプライヤーとなったことを明らかにした。
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ボリビア初のFTTxネットワーク、ZTEの技術がサポート
エンテルはボリビアの無線市場で約400万人の端末ユーザーを抱え、業界をリードする同国最大の中心事業者。今回同社は、基地局から家庭等利用場所まで直接光ファイバーを敷設するFTTxネットワークの構築をボリビアで初めて手掛ける。
ZTEではこのネットワーク事業に際し、大容量かつ高密度通信を可能にするプラットフォームを提供する。ネットワークはボリビア国内全域をカバーする予定で、地域ごとの通信格差是正に大きく貢献する見通し。
ZTE、南米でシェアの拡大図る
ZTEではすでにウルグアイとコロンビアで大規模通信ネットワークの構築に関与しており、南米における同様のプロジェクトへの関与は今回が3例目となる。
ZTEの有線ネットワーク製品総経理を務める朱永興(ジュー・ヨンシン)氏は、ZTEの技術と経験を生かしてボリビアにおけるエンテル社の展開をサポートするとともに、より多くの国民がブロードバンド環境を享受できるよう支援を尽くしたいとの考えを述べた。

ZTEコーポレーション ニュースリリース
http://www.zte.co.jp/press_center/news/ztecorp/201409/