アイシン、ブラジルサンパウロの自動車技術展に出展
アイシン精機株式会社(アイシン)は22日、9月30日から10月2日にかけてブラジルのサンパウロで開催される自動車技術展Congresso SAE BRASIL 2014に、アイシン・エーアイ株式会社と共同でブースを出展することを明らかにした。
(画像はニュースリリースより)
アイシン、現地生産の自動車部品を展示
アイシンは自動車用部品をはじめ、ベッドやミシンなどの住生活用品、暖房や給湯関連のエネルギー機器などを幅広く手掛ける企業。とりわけ、自動車のオートマチックトランスミッションに関しては業界トップクラスのシェアを誇っている。
今回同社では、すでにブラジルで生産を行っているシートフレームやドアロック等自動車のボディ関連部品を展示するほか、今後現地で生産を行う予定のマニュアルトランスミッション等駆動系およびエンジン関連部品についても合わせて公開する。
アイシン、ブラジルでの知名度向上を目指す
ブラジルでは現在、現地で生産を行う自動車メーカーに対し現地調達率や燃料等に関する規制を設け、これをクリアした場合に車両へ課す税金を軽減する「INOVAR-AUTO」政策が実施されており、各自動車メーカーは対応を迫られている。
アイシンがCongresso SAE BRASILへ出展するのは今回が初めて。同社では今回の出展を通して「INOVAR-AUTO」に対応可能な現地での製造体制をアピールするとともに、同社の幅広い製品ラインナップを紹介してブラジルの自動車業界における認知度の向上を目指す構えだ。

アイシン精機株式会社 ニュースリリース
http://www.aisin.co.jp/news/2014/010157.html