エネル・グリーンパワー社(EGP)が融資を受ける。
2014年11月14日、メキシコ風力発電企業Dominic Energia Limpia社を通して、親会社であるエネル・グリーンパワー社(EGP)が、スペインのバンコ・サンタンデール銀行から1億4百万ドルの融資を受けた。
この融資取引は、スペインの輸出信用保険会社(CESCE)の保証も供与されている。
15年貸付けとなる融資は、親会社であるエネル・グリーンパワー社(EGP)が保証を約束し、100MWを発電するDominic Energia Limpia社の風力発電事業を支援する為の契約となる。
サン・ルイス市での風力発電
風力発電場は、メキシコ、ポトシ州サン・ルイス市に位置しており、50機ある風力発電は、1機につき2MW発電可能であり、年間260GWhの電力を産出することができる。この風力発電場建設の費用は、およそ1億9千6百万ドルとなる。
エネル・グリーンパワー社の事業
エネルグループ企業であるエネル・グリーンパワー社は、ヨーロッパ、アメリカの国々を拠点にして国際的に再生可能エネルギー事業を広げている。
2013年には、水力、風力、太陽、地熱エネルギーから290億KWhの電力を供給した。この電力は、1千万世帯以上の電力使用に見合うものであり、1千6百万トンのCO2を削減することができる。
現在、アメリカとヨーロッパの16カ国に750カ所の再生可能な電力施設が稼働している。
(画像はニュースリリースより)

Enel
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