コロンビア・スコットランド・東京に海外事務所を開設
石油・天然ガス業界における人材派遣大手のSwift Worldwide Resources(Swift)は7日、コロンビアのボゴタをはじめ、新たに海外の計3カ所へ事務所を開設することを明らかにした。
ベテランの力で現場をサポート
同業界で25年以上のキャリアを誇るSwiftは、豊富な人材と国際的な物流インフラ、厳格な品質管理に元づくサービスを売りとしている。これと合わせて展開先の各地域で投資に参画するほか、現地の労働者チームの結成に努めるなど、進出先に根差した活動を続けている。
今回新たに加わったボゴタ事務所はコロンビアのカレ100地区に位置し、現南米マネジングディレクターのダミール・トミシク氏が事務所トップに任命された。勤続経験の長いトミシク氏の元、同社ではベテラン技術者や専門家を現地に派遣。急速な成長を遂げている現地の石油市場をサポートしていく構えだとしている。
需要は堅実さを維持、国際的な基盤の強化図る
また同社ではこれと合わせ、スコットランドのアバディーンおよび日本の東京にも事務所を新設。欧州・アジアにおける石油・ガス事業の支援を行う上で、それぞれが重要な役割を果たすことが期待されているという。
今回3地域への進出を行ったことで、Swiftの海外事務所は計30カ所となった。同社のCEOを務めるトビアス・リード氏は、石油・ガス市場に低迷が見られる一方、顧客の需要は堅実さを維持していると説明。こうした背景の元、同社では今回の進出を通して国際的な基盤を拡大し、積極的な成長戦略の維持につなげたい考えだ。

Swift Worldwide Resources プレスリリース(共同通信PRワイヤー上)
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201501076709/