ブラジルで東北のたちねぷたを披露
株式会社ブレインは26日、同社が協賛する「起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!サンパウロたちねぷたプロジェクト2015実行委員会」が、来年2月にブラジルのサンパウロで実施する“起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!サンパウロたちねぷたプロジェクト2015”の詳細を発表した。
たちねぷたとダンサー陣でカーニバルに参加
同プロジェクトは、来年2月にブラジル・サンパウロで実施されるサンバカーニバルにて、青森県五所川原市が所有する14mのたちねぷたを披露するもの。披露されるたちねぷたは、震災後に復興の祈りを込めて製作された“復興祈願 鹿嶋大明神と地震鯰(なまず)”となる。
今回のプロジェクトに際しては、サンパウロサンバカーニバル1部リーグに所属するチーム「アギア・ジ・オウロ」の協力が実現。たちねぷたは「アギア・ジ・オウロ」のカーニバルパートにて、山車の一つとして出場することが予定されている。
また「アギア・ジ・オウロ」のカーニバルパートでは、プロジェクトの実行委員・発起人を務めるファッションデザイナー・コシノジュンコ氏がデザインした法被を衣装として採用。コシノジュンコ氏と五所川原市の市長である平山誠氏を筆頭に、現地在住の日本人および日系人ダンサーらが参加予定だ。
被災地支援の感謝を込めて 今後の交流における懸け橋にも
2011年の東日本大震災後、ブラジルからは義援金や様々な物資の寄贈などによる被災地支援が行われた。今回委員会では復興祈願を込めたたちねぷたの披露を通じて、こうした支援に対する感謝の気持ちを表すとともに、両国間の文化交流にも寄与したい考えだ。
また委員会ではこれと合わせて、2016年のリオデジャネイロオリンピックと2020年の東京オリンピックを念頭に、今回の参加が相互の観光客誘致につながり、経済の活性化をもたらすことにも期待を込めたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ブレイン プレスリリース(PR TIMES上)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000012345.html起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!サンパウロたちねぷたプロジェクト2015
http://tatinepta-project.jp/