水圧破砕法という新たな石油採掘法の可能性
ウルグアイ政府は、サルトとピエドラ・ソラ地域の中で、石油が発見された場合、水圧破砕法(フラッキング)を用いて石油採掘することを検討していることが明らかとなった。
鉱山環境活動家達が、ウルグアイ政府の動向に警告を鳴らしている。現在、ウルグアイ北部に位置するサルトとピエドラ・ソラの2カ所からは、約20カ所の油井が存在し、18億バレルもの石油が眠っていると見られる。
水圧破砕法の環境への影響
水圧破砕法は、通常、砂粒や化学物質を添加した水が使われており、超高圧水をシェール層に注入し、岩に亀裂を生じさせる方法である。その亀裂部分から石油もしくはガスを取り出すことができる。
水圧破砕法で利用される化学物質が、地下水汚染を招いていると、環境活動家は、指摘している。さらに、地震誘発の危険性といった問題も懸念されている。
ウルグアイ石油公社の動向
ウルグアイ石油公(ANCAP)は、サルトとピエドラ・ソラの2カ所は、従来の方法で採掘する予定であると述べている。
だが一方で、国際会議においては、将来の石油採掘においての水圧破砕法は、ウルグアイ国家にとって、ビジネスの可能性を秘めていると、前向きな発言をしている。
多国籍企業との契約では、水圧破砕法利用する契約書に署名をしたという情報もあり、ウルグアイ政府は、直ちに水圧破砕法利用の禁止を定めるべきであるという声が上がっている。
(画像はWikipediaより/Photo:
by Roadmaster)

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