賃貸借予約契約を3社と締結
物流施設のプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(GLP)は2日、ブラジル・サンパウロで計97,000平方メートルの賃貸借予約契約を締結したことを明らかにした。
各顧客の配送能力強化に貢献
今回の新規賃貸借契約は、各業界を代表する企業3社との間でそれぞれ結ばれたもの。このうち、ブラジルでファッション業界等を対象とした3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)を手掛けるセコイア・ロジスティカとの間では、GLP の保有するGLP Embu内に61,000平方メートルの賃貸借予約契約を締結した。
GLPによれば、このGLP Embuは2015年9月に竣工を迎える予定で、今回の契約によって満床を達成するとのことだ。
またグローバルな製薬会社であるサノフィ、および同社グループとしてブラジル国内で製薬事業を展開するメドレーの2社との間では、計36,000平方メートルの賃貸借予約契約を締結することに成功。こちらはGLPのGLP Guarulhosにおける契約となり、稼働後は契約2社における南米最大の配送拠点として機能する見通しだ。
GLP、活況のブラジル市場で展開進める
今回の契約締結に当たりGLPブラジルのマウロ・ディアス社長は、ブラジルで国内消費が活発になっており、また各企業で業務の効率性向上を求める動きが高まっていることを受け、先進的な物流施設に対する需要もまた伸びをみせていると説明。新規顧客とのパートナーシップを構築出来たことを嬉しく思うと述べた。
またディアス社長はGLPの物流施設について、その戦略的立地により顧客へレベルの高いサービスを提供するとともに、顧客における物流の効率化に貢献するものであるとの見解を述べ、今後もブラジルにおける顧客のビジネス成長に寄与していきたいとの考えを示した。

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド プレスリリース
http://www.glprop.co.jp/