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日産、アルゼンチンで6億米ドル投資 製造体制を強化

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日産、アルゼンチンで6億米ドル投資 製造体制を強化

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積極的な投資と製造子会社設立を決定
日産自動車株式会社(日産)は7日、アルゼンチンで6億米ドルにのぼる投資を実施するとともに新たな製造子会社を設立し、現地における製造体制を強化すると発表した。

日産
新モデルをアルゼンチンで発表、2018年までに現地生産へ
日産は中南米でトップ3ブランドに入ることを目標に、アルゼンチンを同地域における戦略上の最重点国と位置付けている。その同国における今後の展開として、同社では新たな生産ラインをコルドバにあるルノー生産工場内に設置。これと併せて新型「NP300フロンティア」を今年6月に発表する。

同社にとって12代目、かつ中南米で展開するピックアップモデルとしては8代目となる「NP300フロンティア」は、最先端技術を用いたスマートかつタフな機能が特徴となっている。

同社ではこのモデルを6月に現地で初披露するとともに、今年末までにはメキシコから輸入しての販売を開始。その後はおよそ2018年までをめどにアルゼンチンでの生産体制を整え、国内で製造から販売までを完結させるかたちに移行する計画だ。

ルノーやダイムラーとも協業を実施
今回アルゼンチンにおける生産体制を強化するにあたっては、自動車業界で最も長い期間での成功を収めているルノー・日産アライアンスがこれをサポート。両社間で協業を進めるとともにリソースの共有を実施する。このアライアンスに基づき、新生産ラインではルノーの1トンピックアップトラックも生産する計画だ。

さらにルノー・日産アライアンスとダイムラーとの間における協業契約に従って、新生産ラインではメルセデス・ベンツの新型ピックアップも生産する見通しとなっている。

雇用創出面でも現地に貢献
また日産では新生産ラインにおけるピックアップトラックの生産能力は1年あたり7万台に達すると想定しており、この生産ライン単独で約1,000名の直接雇用、そして2,000名の間接雇用を創出するとしている。

日産ラテンアメリカの会長と日産自動車の専務執行役員を兼任するホセ ルイス バルス氏はアルゼンチンの経済力に期待を寄せるとともに、現地においてこれまで以上の展開を図り、自動車産業の主要メンバーとして同国に貢献したいとの姿勢を示した。


外部リンク

日産自動車株式会社 ニュースリリース
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2015/_STORY/


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