共同研究の成果が製品に結実
近畿大学農学部と京都リフレ新薬株式会社による共同研究に基づき、南米由来の天然精油「コパイバオイル」を配合した虫よけスプレーの「虫こないDAY 天然系虫よけスプレー」、および置き型タイプの虫よけ製品「ピュアゾーン コパイバ・ボックス」が5月18日より発売される。
南米由来のコパイバオイル、忌避効果と安全・安心を両立
コパイバオイルは、ブラジル等南米諸国を原産とするマメ科の植物「コパイバ(Copaifera officinalis)」の樹木から採れるオイル(精油)のこと。
近畿大学農学部と京都リフレ新薬株式会社による共同研究では、蚊やゴキブリをはじめとする多様な種類の昆虫に対し、コパイバオイルが忌避効果を発揮することを確認。この研究成果に基づき、論文の投稿や特許の取得も行っているという。
またコパイバオイルは天然由来の成分で安全性が非常に高く、微香性であることから、小さな子どもに対しての使用にも対応する他、食品関連機器や施設における防虫対策用として注目を集めているとのことだ。
日常での使用と業務用を想定した2種
これらコパイバオイルの特徴を生かすかたちで今回、京都リフレ新薬株式会社と近畿大学農学部の森本正則准教授による協力を経て、「虫こないDAY 天然系虫よけスプレー」と「ピュアゾーン コパイバ・ボックス」という2つの製品が生み出された。
このうち「虫こないDAY 天然系虫よけスプレー」はスプレータイプの虫よけ製品で、50mlと80mlの2タイプをラインナップ。衣類や身の回りのものへの使用を前提としており、レジャー等外出前や屋外での作業に適している。同製品は小津産業株式会社が発売元を務め、価格はオープン。スーパーやドラッグストアなど各種小売店で販売する。
一方の「ピュアゾーン コパイバ・ボックス」は置き型タイプの虫よけ製品で、スーパーの総菜コーナーなどでの利用を想定。旭創業を代理店とした業務用商品として、こちらもオープン価格での販売となる。
(画像はニュースリリースより)

学校法人近畿大学 ニュースリリース(News2u.net)
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