マックフライポテトの販売再開
今月2日、ベネズエラ国内のマクドナルドにて、マックフライポテトの販売が再開された。
ベネズエラでは、今年1月より国内100店舗以上でマックフライポテトの販売を中止していた。(代替メニュー「フライユカ(キャッサバ)」)
ジャガイモの輸入量が激減
ベネズエラ国内における食糧不足が悪化している為、政府による通貨管理も厳しくなり、輸入用外貨(ドル)の準備も困難となってきた。
2014年には、ジャガイモの輸入量が85%減少した。
また、2014年1月から10ヵ月間、ベネズエラは、主要なマクドナルド工場(ワシントン州)より、冷凍フライポテトを14%輸入しただけであった。
原材料を理由とした値上げ
これまで、ベネズエラ国内のマクドナルドでは、フライ系のサイドメニューは同価格帯であった。しかしながら、販売再開に伴い、フライポテトの価格は20%値上げされる。
なお、ベネズエラ闇市場為替レートで、マックフライポテトの価格は64セントになるが、一方、国内為替レートでは79ドルになるという。
ベネズエラ限定のフライポテト
南米地域にてマクドナルド・レストランを経営しているソニア・ルースラー(Sonia Ruseler)氏は、今月より、ベネズエラのマクドナルドがジャガイモを現地調達すると述べている。
また、現地調達したジャガイモにて製造する為、フライポテトはマクドナルドオリジナル商品ではないという。マクドナルドは、ベネズエラ限定品として、新たな味のフライポテトを後押しする。
(画像はイメージです)

THE BIG STORY
http://bigstory.ap.org/article/Demanjo
http://www.demanjo.com/news/world/The Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/southamerica/