空港職員によるストライキ
15日、チリ全土の空港にて、空港職員が退職給付の改善を求めて24時間ストライキを決行した。ストライキには、航空交通管制官やグランドスタッフなど空港職員70%が参加したという。
各航空会社は、事前に該当便の乗客に対して無償でフライト変更を行ったが、一方、ストライキにより数百人の乗客がサンティアゴ国際空港(ハブ空港)にて立ち往生した。
ストライキによる影響
ラタム航空(2012年にチリのラン航空とブラジルのTAM航空の経営合弁により誕生)、アメリカン航空(アメリカ)、エールフランス航空(フランス)、デルタ航空(アメリカ)、コパ航空(パナマ)などのフライトに支障が生じ、約7万人の乗客に影響が出たと報じられた。
ラタム航空は90便以上などが欠航となり、1万6千人以上の乗客に影響が出た。欠航便の乗客約4千人に対して、翌16日、22便を臨時運航した。
今回のストライキにより、少なくとも324便が欠航になったという。
チリ史上最大のストライキ
チリ政府スポークスマンのマルセロ・ディアス(Marcelo Diaz)氏は、ストライキの規模はチリ史上最大であると述べている。
チリ民間航空総局マクシミリアーノ・ララエチア(Maximiliano Larraechea)氏によると、チリ全土の空港がストライキの影響を受け、到着便と緊急航空輸送のみ受け入れ、出発便は欠航となった。
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