アミリス ブラジル化粧品市場に参入

11日、アメリカのバイオ化学品メーカー「アミリス(Amyris)」は、ブラジルトップの化粧品メーカー「コンテン1G(Contém 1G)」と販売代理店契約を結び、ブラジルの化粧品市場に参入すると発表した。

コンテン1Gとの販売代理店契約により、アミリスはブラジルの化粧品市場にて化粧品やスキンケア商品販売が可能となる。

アミリス・パーソナルケア担当上級副社長のキャロライン・ハッドフィールド(Caroline Hadfield)氏によると、パートナーシップ締結の初年度は800万から1200万ドルの売り上げが見込まれるという。

ブラジルの化粧品市場は世界第二位の規模であり、世界で最も成長している市場であるといわれている。

コンテン1Gは、独自の流通網により、ブラジル全土のスーパーマーケットを中心に190店舗を展開する。また、世界クラスの製造工場、化粧品開発設備・能力を持っている。

アミリスは、今年末に保湿クリーム「The Revitalizer」(Biossanceブランド)、2016年にはBiossanceブランド5商品をブラジル化粧品市場へ参入予定としている。また、2016年末までに、ヘアケア商品も市場へ参入させる計画であるという。

Biossanceブランドは自然派化粧品(オーガニック化粧品)であり、サトウキビなど天然素材を原料としている。近年、ブラジルではオーガニック製品が流行傾向にある為、Biossanceブランドはブラジルの化粧品市場に適した商品であると考えられる。

（画像はAMYRIS HPより）




AMYRIS
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