ブラジルにてマリオットホテル事業拡大へ

マリオット・インターナショナル(以下マリオット)は、ブラジル経済の景気回復を期待して、国内でのホテル軒数を3倍増にする計画を発表した。今後3年間で、南米での市場シェアを75%まで増やす見通しであるという。

マリオット カリブ・ラテンアメリカ地域のプレジデントを務めるティム・シェルドン(Tim Sheldon)氏は、マリオットがブラジル国内において重要な新興市場を後押しすると考えている。

現在、ブラジルには6軒のホテルが展開している。今後3年間にて、ACホテル・バイ・マリオット、フェアフィールド・レジデンス・インなど新たに11軒を建設する予定である。

ホテル建設予定地として、マリオットは人口100万人以上、ヨーロッパやアメリカへの直行便が就航する国際空港があるブラジル16都市に焦点を当てているという。

シェルドン氏は、ブラジル国内の宿泊客をターゲットに新たな3ブランドを展開し、2018年までに40億レアル(1億400万ドル)を投資すると公表した。

マリオットは、カリブ・ラテンアメリカ地域北部は景気良好であり、南部は景気低迷に直面していると考えている。

一方で、情報通の投資家らは景気低迷による土地や建物などの資産価値の低下を好機と捉え、景気低迷を大いに利用する傾向にある。そのため、ブラジル国内の投資家らをはじめ、ホテル建設に対して約30億レアルが投資される見込みである。(1ドル=約3.8レアル)

（画像はMarriott HPより）




Marriott
http://news.marriott.com/2015/10/

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