メキシコとアルゼンチンから撤退
先月28日、ヤフーのスポークスマンは、メキシコシティ(メキシコ)とブエノスアイレス(アルゼンチン)の拠点を閉鎖すると発表した。
ヤフーは正式な解雇人数は明言していないが、2拠点の閉鎖に伴い、全従業員の10%、1000人以上の従業員が解雇されると推定される。
一方、サンパウロ(ブラジル)、コーラルゲイブルズ(フロリダ)の2拠点は維持する。この2拠点にて、南米における事業が運営される。
また、スポークスマンによると、第三者に対してアウトソーシングは依頼しないという。
海外拠点の閉鎖と維持
ヤフーは、経営の補強と経費削減の為、売上高が高くても、小規模拠点を閉鎖する方針である。最高経営責任者マリッサ・メイヤー(Marissa Mayer)氏は、コアビジネスに焦点をあて、人員削減や拠点閉鎖により企業の合理化を進めると述べている。
ヤフーは、過去1年半の間で、インド、中国、アジア、ヨーロッパ、中東にて人員削減や拠点の閉鎖を行っている。
メキシコとブラジル
メキシコの拠点は従業員10人と小規模でありながら、費用(コスト)効率が高く、売上高はブラジル(従業員200人)に対して3分の1であった。
一方、ブラジルは、最も潜在的な市場であり、市場規模も大きい。その為、売上高に関係なく、ブラジル拠点は維持されるという。
(画像はプレスリリースより)
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