ASSA ABLOYによる買収
セキュリティグループ企業のASSA ABLOY は、ブラジル大手の鍵メーカー「Papaiz」とブラジルのセキュリティメーカー「Udinese」を買収すると発表した。買収により従業員が約1300人加わり、ブラジルにおけるASSA ABLOYグループ規模の大幅な拡大が見込める。
2016年期のグループ総売上は、2億レアル(約4億5000万クローナ)になると予測される。合わせて、EPS(1株あたり純利益)は買収後より累積によって成長するという。
なお、「Papaiz」は1952年に創設され、ブラジル・サルヴァドールを拠点とする。「Udinese」はブラジル・ディアデマを拠点に1966年創設、窓やドアに取り付けるセキュリティ製品を製造するメーカーである。
経営戦略的な買収
ASSA ABLOY社長兼最高経営責任者のヨハン・モーリン(Johan Molin)氏は、買収は重要な次の段階であり、新興市場におけるマーケット・リーダーシップ(最大の市場シェアをもち、業界最大手の企業)を得るための戦略であると述べている。
また、「Papaiz」と「Udinese」の買収により、ブラジルにおいて取扱商品が増えるという。
ASSA ABLOYについて
ASSA ABLOYは世界大手のセキュリティグループ企業であり、スウェーデンに拠点を置く。従業員約4万4千人、世界70カ国以上にセキュリティ関連会社をグループ傘下に持ち、売上は約570億クローナと言われる。
特に、アクセス制御、識別技術、入口自動化システム、ホテルセキュリティなどの分野にて業界トップを誇るという。
(画像はASSA ABLOY HPより)

ASSA ABLOY
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