ジェットブルー航空とアズールブラジル航空のコードシェア拡大
先月28日、ジェットブルー航空は、政府より承認を得られ次第、アズールブラジル航空との提携を強化し、コードシェア(共同運航)を拡大すると発表した。
アズールブラジル航空とジェットブルー航空は、フォートローダーデール・ハリウッド国際空港とオーランド国際空港(共にジェットブルー航空の焦点空港)に就航するコードシェア便(共同運航便)を開始する予定である。
また、アズールブラジル航空は、ハブ空港であるヴィラコッポス国際空港(ブラジル・サンパウロ)とフロリダ間の直行便を運航するという。
コードシェア便により成長
アズールブラジル航空の創始者であり、最高経営責任者のデイビッド・ニールマン(David Neeleman)氏は、コードシェア拡大により、アズールブラジル航空とジェットブルー航空は市場にて非常に優位な地位を確立できると述べている。
また、ジェットブルー航空の取締役兼最高経営責任者のロビン・ヘイズ(Robin Hayes)氏によると、アズールブラジル航空のフライトを予約した場合でも、ジェットブルー航空のフロリダにおける焦点都市を経由して目的地に到着できるという。
アズールブラジル航空について
アズールブラジル航空は、格安航空会社として2008年12月に設立された。現在、就航都市は100以上あり、ブラジル国内最大の航空会社である。近年では、アメリカへの直行便も運航している。
2014年には、フライトスターズがアズールブラジル航空を「Airline with best on-time performance in South America(南米で最も定刻運航を実現している航空会社)」と表彰している。
合わせて、ブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)の基準において、ブラジルで最も定刻通りの航空会社であると認められ、アジア太平洋航空研究所(CAPA)より「Best low-cost carrier in the world」として、世界で最も優れた格安航空会社に選ばれた。
2015年には、5年連続でスカイトラックスより「Best low-cost airline in South America(南米で最も優れた格安航空会社)」を受賞している。
(画像はJetBlue HPより)

JetBlue
http://otp.investis.com/clients/us/Businesswire
http://www.businesswire.com/news/home/