高速データ通信サービスの利用可能に
アメリカのホールセール型プロバイダーであるグローブネット社は、アメリカ(ニューヨーク、マイアミ)とブラジル(リオデジャネイロ、サンパウロ)間で、100ギガビット(Gbps)まで帯域確保された通信サービスを提供すると発表した。
このサービスにより、アメリカとブラジル間にて、安定的な高速データ通信が可能となる。
現在、DWDM技術(一本の光ファイバーで通信回線数を増やす技術)により、拠点間での双方向高速通信が実現している。なお、グローブネット社はホールセール型プロバイダーであり、データ網と通信回線接続サービスのみを提供する。
ブラジルにおいてプロバイダーの地位確立
グローブネット社最高経営責任者のエリック・コンタグ(Erick Contag)氏は、ブラジルにてオリンピック開催中の数か月間は、突発的なデータ通信量の増加に対応できる100ギガビット通信サービスが不可欠になると述べている。
合わせて、アメリカとブラジル間での高速データ通信サービス提供により、ブラジルにおいてプロバイダーの地位を確立できると考えている。
グローブネット社は、ダークファイバー(敷設されているが運用されていない光ファイバー)を臨機応変に運用することで、アメリカとブラジル間にて安全・安定的な高速データ通信サービスの提供が実現可能になるという。
(画像はイメージです)

Globe Net
http://globenet.net