5年間で20回もの石油流出
ペルーの国有会社、ペトロペルー社は、ここ数年、パイプラインからの石油流出を繰り返している。
5年間で、20回目となる今回の事故は、3000バレルほどの石油流出となり、少なくとも2つの河川を汚染している。
汚染地先住民が政府関係者を人質にとる
ペルー、汚染地の一つであるMayuriaga先住民は、先月に発生した石油流出汚染を受け、政府関係者を人質にとった。政府の緊急支援リストにMayuriaga地区が入っていなかった為である。
緊急支援地区にMayuriagaを含めるよう要求しており、中央政府は、要求を呑むことに承諾している。
パイプライン破損理由
緊急対策センター長は、主な原因は、自然に起きたパイプラインの破損であると発表しているが、ペトロペルー社の前長官は、経済的プレッシャー下でのコスト削減による影響を疑っている。
パイプラインを精密かつ安全に管理する為の十分な資金が割り当てられていないという声も上がっている。
ペトロペルー社の罰金
パイプラインの稼働が止まる前までは、一日に5000から6000バレルの石油が輸送されていた。
石油流出の汚染が人体に影響されることが証明されると、ペトロペルー社の罰金は、およそ1700万ドルとなるだろう。
(画像はWikipediaより/Photo:by
Jorge kike medina)

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