ブラジルに新たな工場建設
今月11日、AGC旭硝子(旭硝子株式会社)は、ブラジル南東部に第2フロートガラス工場を建設する為に、子会社であるAGCガラス・ブラジル社に約180 億円を投資すると発表した。
第2フロートガラス工場により、AGC旭硝子の年間ガラス生産能力は2.4倍増の見込みである。なお、新たな工場の完成は遅くとも2018年末を予定しているという。
AGC旭硝子について
AGC旭硝子は世界最大手のガラスメーカーであり、建築用・自動車用フロートガラス、ミラー、建築用加工ガラス製品、自動車用合わせガラスや強化ガラスを製造販売する。
AGC旭硝子の高品質な製品、幅広い製品ライン、サービスにより、事業は着実に拡大しているという。
AGCガラス・ブラジル社について
AGC旭硝子は新興国市場における事業拡大を成長戦略の一つとして掲げ、2011年にAGCガラス・ブラジル社を設立し、2013年より操業を開始した。
ブラジルは、人口(約2億人)に占める若年層の割合が高く、天然資源は豊富にある。その為、中長期的な観点より、ブラジルの経済成長は続くと予想される。
現在、建築用・自動車用ガラスの需要は高まりつつあり、ブラジル工場の年間生産能力を高める必要があるという。現在、年間生産能力は22万トンであるが、新たな工場建設により年間生産能力を53万トンに高める予定である。
(画像はAGC ASAHI GLASS HPより)

AGC ASAHI GLASS
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