ドナルドソン社がPartmo社の買収完了

先月31日、フィルトレーションシステム(濾過システム)のパイオニアである米国ドナルドソン本社は、Partmo社の買収が完了したと発表した。

Partmo社は買収によりドナルドソン社の子会社化され、社名は Filtros Partmo社に変更される。また、Partmo社の製品ラインや流通パートナーは、ドナルドソン社の既存部門にて補完されるという。

Partmo社はコロンビア・ブカラマンガを拠点とし、エンジン用エアフィルターや燃料フィルターの製造・販売を担ってきた。

Partmo社の製造工場は、南米にて初めて、ドナルドソン製エンジン用リキッドフィルタを生産した。

近年、ドナルドソン社は、チリ、ペルー、コロンビアにて物流センターを新設している。合わせて、メキシコやブラジルにおける製造拠点を拡大している。

ドナルドソン社長兼最高経営責任者であるトッド・カーペンター(Tod Carpenter)氏は、ラテンアメリカへの投資に際して、Partmo社の買収は重要な意味合いをもつと述べている。

Partmo社の買収により、コロンビアにおける営業・技術・製造事業の拡大が可能になるという。また、買収後、エンジン用製品部門における歳入が約1400万ドル増額すると見込まれる。

（画像はプレスリリースより）




Business Wire
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