環境保護活動家や地理学者グループからの報告
2014年6月4日、エクアドルのペトロアマゾン社は、ヤスニ国立公園のITT31区で石油を採掘する過程において、環境省によって発行された環境規定にすでに違反をしていると、他国の環境保護活動家から報告があった。
(画像はWikipediaより)
環境規定より大幅な森林伐採
ヤスニ国立公園の31区で石油採掘するにあたり、道路の横幅は、10メートル以上にならないよう環境ライセンスで規定していたが、実際は、平均26メートル幅になっている。約2.5倍規定オーバーである。全体で94%の道路が規定違反である。
さらに、森林の伐採は47ヘクタールを超えないよう規定されているが、63.6ヘクタールが伐採された。過剰な森林伐採は、衛生写真でも見て取れる。
2005年、契約当時のヤスニ国立公園石油採掘条件
エクアドル環境省がヤスニ国立公園の石油採掘を許可した条件として、ITT31区においては、熱帯雨林の伐採を最小限に留めるように、大きな道路を建設しないことを契約で交わしていた。
その後、科学者や環境保護専門家からの圧力もあり、数年間は、環境規約は守られていた。
エクアドル環境省から要求
エクアドル環境省は、ペトロアマゾン社に対して、環境規約においての明らかな違反は、どうして行われたのか説明を求めている。

ECUADOR TIMES
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