ワールドカップ 外国人が6月に8億ドル、7月に7億ドル消費
6月(ワールドカップの開始月)にブラジルを訪れた観光客、及び外国のサポーターが7億9400万ドル使っていったと、7月25日にブラジル中央銀行が発表した。これは統計の得られる1947年以来の快挙である。
更に、7月には、23日まで含めて、6億9000万ドル消費したと、同銀行は述べている。ワールドカップは6月12日から、7月13日まで開催されたが、その間のべ80万人以上の観光客が訪れたと、ブラジルの観光相は述べている。
最も高い買い物をしたのはオランダ人
ブラジル国内に関する情報サイトMega★Brasilによると、ワールドカップ開催中のブラジル国内での、クレジットカードの一回あたりの平均決済額において最も多かったのはオランダ人であり、逆に最も少なかったのはアルゼンチン人であった。
オランダに続いて、スイス、ロシア、韓国が続いた。
このことから、ブラジルにとって同じラテンアメリカの人々よりも、大陸外の人々の方がより多くのお金を落としていってくれたということが言える。
ブラジル人は海外でそれ以上消費
しかしながら、6月に外国人によって消費された約8億ドルのお金も、ブラジル人が同期間に海外で消費したお金の半分に満たない。
ブラジル人はその期間20億ドルを海外で消費した。これは、海外での金融取引に対する課税額の引き上げがあったにもかかわらず、新記録である。

ブラジル中央銀行
http://www.bcb.gov.br/textonoticia.asp?codigo=3844&IDPAI=NEWS
Mega★Brasil
http://megabrasil.jp/20140719_12200/