メキシコにチャンスが訪れる
モスクワのメキシコ大使館大使ルーベン・ベルトラン氏は8月13日、必要ならばロシアへの輸出を増やすことができると語った。特に肉と魚の輸出を増やせるという。
「機会が訪れれば、メキシコは喜んでロシアと取引をするでしょう。」(RIA NOVOSTIから引用)
と、メキシコに開かれている展望について聞かれた際、同大使がそう答えた。
ロシアに対して経済制裁を行った国から輸入される食料の禁輸措置を受けて、ラテンアメリカに今転機が訪れているからである。また、同大使は、メキシコは肉、野菜、果物の世界有数の輸出国であるとも付け加えた。
ロシアに対して供給できる用意がある製品は、牛肉、魚、トマト、アボカドそしてマンゴーである。
経済制裁に対してロシアが取った措置
8月7日に、ロシア政府は、同国に対して課された経済制裁の報復として、アメリカ、EU、オーストラリア、カナダそしてノルウェーの製品の輸入禁止リストを公表した。
一年間有効であるこの禁輸措置は、以下の食品が対象となっている。
・生、冷蔵あるいは冷凍の牛肉
・生、冷蔵あるいは冷凍の豚肉
・鶏肉と、鶏肉を使用した食品
・塩漬け肉、干し肉および燻製肉
・魚介類
・牛乳および乳製品
・野菜、根菜類および塊茎類
・果物、ドライフルーツ
・肉や動物の血を使って調理した製品
・チーズやフレッシュチーズを含む加工食品

RIA NOVOSTI
http://fr.ria.ru/world/20140813/202129738.htmlLA TRIBUNE
http://www.latribune.fr/actualites/economie/