好調のHDA、累計生産2000万台に到達
ホンダのブラジルにおける子会社、モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ(HDA)では現地時間の4日、二輪車の累計生産台数が2000万台を達成。当日はこれを記念し、同社マナウス工場で式典が開催された。
(画像はプレスリリースより)
HDAは1976年、同社の二輪車CG125の製造から二輪車生産をスタート。以降このCGシリーズを中心に売り上げを伸ばし、2007年には同社の累計生産台数が1000万台を突破。2013年にはブラジル二輪車市場の80%に相当する122万台を販売するなど、好調を維持している。
先進技術を投入、高品質な製品届ける
HDAの好調を支える要因の一つに、相次ぐ先進技術の投入があげられる。2009年に同社が発表したCG150 TITAN MIXでは、バイオエタノールと普通のガソリンを混ぜて使うことができるフレックス・フューエル技術を世界に先駆けて搭載。CO2排出削減と燃費負担の軽減に成功している。
そして今回、2000万台目を飾ることになった同社の新型CG150 TITANには、前輪と後輪のそれぞれに適切なブレーキ力を配分するコンバインド・ブレーキシステムを搭載。標準搭載としては、ブラジルの小型モーターサイクルカテゴリー(排気量200cc以下の二輪車。スクーター除く)における初のケースとなった。
ホンダでは今後も、環境面やユーザーの安全に配慮した高品質な製品の供給を続け、顧客の満足につなげたいとしている。

ホンダ ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2014/c140805.html