エクアドル、米フルーツ会社の社会活動を表彰

エクアドルのグアヤキル市は今年7月、米国のドール・フード・カンパニー（ドール）の社会活動に対する表彰を行った。受賞者側のドールが先月22日、自社のプレスリリースを通じて明らかにした。

今回の受賞は、ドールがエクアドルおよびペルーでのCR活動（地域との関係構築を目的とした広報活動）のために設立したDALE財団の取り組みが評価されたもの。

フルーツ会社のドールはバナナの生産者とそのコミュニティ、そして自社が一体となって分かち合える社会的貢献を目指すという信念のもと、2001年にエクアドルでDALE財団の活動をスタート。のち2008年にはペルーでも活動を開始した。

同財団はこれまでに22の医療施設の運営に携わるほか、医療的保護を受けられない農家への医療サービスの提供や啓もう活動など、主に地域住民の健康増進に繋がる活動を展開。またバナナ農家が集中する地域に授業料が無料の小学校2校を設立するなど、教育活動も熱心に行ってきた。

こうしたドールの活動は国内外で高い評価を獲得し、今年初めには企業の優れた社会活動を表彰する米国務省主催の賞にてファイナリストの12社に選出。今回の表彰はこれに続いての名誉となった。

DALE財団の執行役員であるCastro氏は受賞に際してコメントし、今回の受賞を誇らしく思うとともに、他の企業に対する模範となるような社会活動を実施できているとの認識を示した。




ドール・フード・カンパニー プレスリリース
http://www.dole.com/Company-Info/Press-Releases/

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