ブラジルのスマホ市場
ブラジルで10月に行われる大統領選挙は、別の激しい闘いをも引き起こす。スマートフォンとそのアプリの生存競争である。
Nielsen-Ibopeという会社が行った統計によると、約2億の総人口のうち、半分がネットにアクセスできる環境にあり、その3割がスマートフォンを所持しているという。このスマートフォンの市場は、上半期で47%も売り上げが上昇したという大変な活況を呈している。
大統領選挙への立候補者、政府機関、メディアや若いネットユーザーなどが、SNSやアプリを介して、有権者が意見を持つのを助けている。
(写真はvoto×vetoより)
大学生が作ったアプリ
その政治関連アプリの一例として、「voto×veto」というアプリを紹介する。このアプリはウォルター・ノゲイラというブラジルの大学生が作成したものであり、既に10万ダウンロードを超えているという。
彼は政治関連アプリについて、こう話す。
「スマートフォン用の政治アプリはまだ初期段階にあるけど、進化している」(AFPから引用)
そのアプリでは、全ての選挙公約が確認された、大統領候補者11名と、匿名でチャットができる。
それから選挙公約が画面に表示され、ユーザーは「投票(vote)」または「投票しない(veto)」のボタンのどちらかをクリックするよう求められる。

AFP
http://www.afp.com/fr/info/