常石グループ、パラグアイの展示会に出展
ツネイシホールディングス株式会社(常石グループ)は29日、今月初めにパラグアイで行われた海事展示会のNAVEGISTICに、グループ会社のASTILLERO TSUNEISHI PARAGUAY S.A.が出展したことを明らかにした。常石グループが同展示会に出展したのは今回が初。
(画像はニュースリリースより)
船舶製造を紹介 200名が来場
常石グループでは1956年、当時の社長が南米への移民事業に携わったことをきっかけに現地への進出を開始。今回出展を行ったASTILLERO TSUNEISHI PARAGUAY S.Aをはじめ、南米全体で5つの事業拠点を構えており、河川輸送用の船舶から自動車部品、農業に至るまで幅広い分野での展開を行っている。
展示会の期間中、同社は造船工場の紹介ビデオやパンフレットを配布し、河川輸送に深くかかわる同社の姿勢をアピール。現地の文化に沿ったチーズ等軽食の提供も好評で、同社によれば期間中、国内外の関係者およそ200名がブースを訪れたという。
常石グループ、幅広い分野で現地経済を支える
ASTILLERO TSUNEISHI PARAGUAY S.A.の板木会長によれば、パラグアイをはじめとする南米では、河川輸送が今後ますます重要性を増すものと考えられ、事実今回の出展に際しても多くの関係者からの問い合わせがあったことを明らかにしている。
同社では今後も、河川輸送に関する造船をはじめとする広範な分野で活躍を進め、現地における経済および産業の活性化に貢献していく構えだ。

ツネイシホールディングス株式会社 ニュースリリース
http://www.tsuneishi-g.jp/news/topics/2014/10/3094