三井住友銀行、チリの政府機関と業務提携で合意
株式会社三井住友銀行(三井住友銀行)は先月29日、10月29日をもってチリの政府機関、Corporación de Fomento De la Producción(CORFO)と業務提携を行うことで合意したと公表した。
エネルギー政策進めるチリ政府 CORFOが後押し
チリ政府では今年発足のバチェレ政権のもと、再生可能エネルギーの利用やエネルギーの利用効率化、電力面のインフラ強化を進めるなどとした国家エネルギー戦略を実施。今後約4年間をかけて、エネルギー政策へ本格的に取り組む構えを見せている
CORFOはこれに際して、鉱山や再生可能エネルギーに関わる部分での支援を実施。また同機関は1939年の設立以降、国営の各種インフラ会社を中心とする数々の企業を支えてきた実績を有している。
三井住友銀行、共同で政策支援進める
三井住友銀行では昨年5月、チリのサンチャゴに出張所を設立。各種プロジェクトやトレードを対象に、ファイナンス事業を中心とした金融サービスを手掛けている。
今後同行では提携に伴い、国家エネルギー戦略に際してCORFOが実施してきた各種支援を共同で行う予定だ。これら支援を通じて各プロジェクトにおける資金調達をより円滑なものとすることで、政策のスムーズな運用に寄与することが期待されている。

株式会社三井住友銀行 ニュースリリース
http://www.smbc.co.jp/news/j600938_01.html