住友ゴム工業、ブラジル工場が認証2つを同時取得
住友ゴム工業株式会社(住友ゴム工業)は先月27日、ブラジル法人のSumitomo Rubber do Brasil Ltda.が運営する現地工場が、2つのマネジメントシステム認証を同時取得したことを公表した。
環境面と労働環境面で認証取得
Sumitomo Rubber do Brasil Ltda.は2013年、中南米における住友ゴム工業初のタイヤ製造拠点として、ブラジルパラナ州のファゼンダ・リオ・グランデ市に設立。およそ500名の従業員のもと、主に自動車用のラジアルタイヤを製造・販売している。
今回同工場が取得したのは、環境マネジメントシステムのISO14001と、労働安全衛生マネジメントシステムのOHSAS18001認証で、いずれも今年9月30日に取得。住友ゴム工業では今回の認証について、国際的な審査機関であるロイドレジスタークオリティアシュアランスによるものであることを明らかにしている。
住友ゴム工業、現地で信頼される企業を目指す
住友ゴム工業では2010年、ISO14001のグローバル統合認証をグループ全体として取得。今回ブラジル工場が認証を取得したことで、同社では国内外含め31の拠点が認証を取得したことになる。また、今回取得したOHSAS18001の認証はグループで6番目のケースだ。
同工場では設立以降、従業員一丸となった環境負荷の低減と雇用システムの健全化に努めており、今回の認証でこうした取り組みにお墨付きを得た形だ。住友ゴム工業では今後もブラジル工場はもちろんグループ全体で、展開先の各地域に根差した信頼される企業を目指す構えだ。
(画像はニュースリリースより)

住友ゴム工業株式会社 ニュースリリース
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2014/sri/2014_128