世界コマ大戦にボリビア代表を！募金活動広がる

全日本製造業コマ大戦協会らが中心となり、来年2月の「世界コマ大戦」へボリビア代表を招待するための募金活動が行われている。「ボリビア・コマ募金」と題したこの募金は、同国代表3名の渡航費90万円を集めるのが目標だ。

（画像はヨコハマNOWより）

同協会は2012年、日本の製造業界活性化を目的として「全日本製造業コマ大戦」を開催。大会は好評を博し、3年目となる今年は全日本製造業コマ大戦“世界大会”としての開催が予定されているが、これに先駆けて海外からの初参加を果たしたのがボリビアだ。

2013年、現地の職業訓練校で鋳造を始動していた国際協力機構（JICA）平野正氏の働きかけにより、「第1回コマ大戦ボリビア場所2013」が実現。費用の関係上優勝したコマのみが日本に送られ、同年のコマ大戦に参戦を果たしていた。

ボリビアでは今回の世界大会開催に当たり、海外勢としていち早くエントリー。7月に第2回のボリビア場所が開かれ、今年も優勝したコマのみが日本へ送られる予定となっていた。

これに際して、渡航費を募金でまかなう案を市民団体「横浜売れるモノづくり研究会」の渡邊桃伯子氏が提案。この機会を通してボリビアの若者に日本の製造業を学んでもらおうと、「ボリビア・コマ基金」をスタートさせた。

渡邊氏によれば現在目標額の半分程度が集まっており、今後も目標の90万円へ向け、引き続き支援を呼び掛けていく考えだ。昨年の初参戦では惜しくも初戦敗退に終わったボリビア代表。今年はそのリベンジを果たすべく、選手とコマ両方の上陸が実現するのか、今後の動向に注目が集まりそうだ。




ヨコハマNOW：ボリビア・コマ基金にご協力お願いします！
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