ムヒカ大統領の功績
2009年に大統領就任を果たした左派のホセ・ムヒカ大統領は、愛称・ぺぺと国民に呼ばれ親しまれてきた。
10年前、貧困率39%であったウルグアイは、ムヒカ大統領就任後、11%を下回るまでに減少した。極貧困率においては、5%からたったの0.5%までに下がった。
投資は上昇し、10年前のGDP13%から、今では、25%になっている。
再生可能エネルギーへの投資
ムヒカ大統領は、2016年までに再生可能エネルギーの利用は、30%までになっているだろうと予測した。ヨーロッパの経済危機の時、風力発電機を良い値で購入することができた為である。
ウルグアイの人口は、たったの340万人ほどであり、小国家であるにもかかわらず、今では、2億人の人口が居るブラジルに電気を供給することが可能となった。
大麻合法化
5年間のムヒカ政権で、いくつかの法案改正を成し遂げた。その中で、賛否両論が繰り広げられた大麻合法化を推進した理由は、麻薬密輸組織を根絶することが狙いであったと、ムヒカ大統領は語っている。
大麻を禁止することで、麻薬密輸組織を抑制しようと試みてきた近隣諸国、メキシコや、グアテマラなどの国々は失敗に終わっており、巨大なシステムの力で麻薬密売を阻止すべきだと強調している。
世界一質素な生活をする大統領
1972年からゲリラ戦に参加していたムヒカ大統領は、14年間の牢獄生活と拷問を経験し、体には銃弾の跡がある。何もない状態でかろうじて生き延びたと過去を振り返る。
現在、1987年式の愛車 フォルクスワーゲン・ビートルを乗り、3つ脚の愛犬と暮らすホセ・ムヒカ大統領は、小さな家で野菜を育てている。2009年に大統領就任後からずっと、給料の80%を、寄付し続けている。
画像はWikipediaより(photo:by
Roosewelt Pinheiro/ABr)

the guradian
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