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ゴールドコープ、チリの鉱山における環境評価から撤退

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ゴールドコープ、チリの鉱山における環境評価から撤退

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最高裁の判断受け調査を中断
カナダの鉱業会社ゴールドコープは7日、チリでの銅・金産出を行うエル・モロプロジェクトに関し、環境影響調査(EIS)から撤退する意向であることを明らかにした。現地における最高裁判所の判断を受けてのもので、同社ではすでに新たなプロジェクトへの移行を進めているという。

ゴールドコープ
現地の同意が不十分 EISからの撤退を決定
チリでは2013年10月、アタカマ地方で同プロジェクトに関するEISを推進する方針のもと、環境アセスメントに関する決議が行われていた。しかしチリの最高裁は先月、この決議について無効であるとの判決を下していた。

判決で最高裁は、EISの実施に際し原住民の立場が十分に尊重されていないと主張。新たな合意形成がなされるべきだとして、EISを中断するよう求めていた。ゴールドコープでは最高裁の判断を尊重するとともに、現地の従業員をはじめ関係各位にとって最適な判断をするべきであると判断、EISからの撤退を決断した。

ゴールドコープ、すでに新たな展開へ
今回の撤退に際しゴールドコープでは、最高裁の決定に対して一定の失望感を示したものの、新たな挑戦を行う上でのチャンスを与えられたとして決定を前向きに受け止める姿勢を表明。

こうした状況下においてもエル・モロプロジェクトの価値は揺るがないとの考えを強調した上で、すでに新たな開発プランへ着手したことを明らかにしており、今後も開発を進めるものとみられている。


外部リンク

ゴールドコープ ニュースリリース
http://www.goldcorp.com/English/Investor-Resources/

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