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豊田通商、ブラジルのノバアグリを買収 穀物事業を強化

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豊田通商、ブラジルのノバアグリを買収 穀物事業を強化

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株式買収により穀物関連企業を子会社化
豊田通商株式会社(豊田通商)は1月30日、ブラジルで穀物関連事業を展開するNOVAAGRI INFRA-ESTRUTURA DE ARMAZENAGEM E ESCOAMENTO AGRÍCOLA S.A.(ノバアグリ)の株式を100%買収し、子会社化することを発表した。

豊田通商
注目度高い地域で展開強化、集荷事業が軸に
ノバアグリはブラジル中・北東部で穀物倉庫や鉄道積み替え施設、輸出ターミナルの運営を手掛けるほか、穀物生産が盛んな同地域マトグロッソ州を中心に自社倉庫を保有。これとあわせて、サンルイス・イタキ港でのターミナル事業を実施している。

このイタキ港では今年、同社を含むコンソーシアムのTEGRAMが建設・運営する穀物専用輸出ターミナルが稼働を開始する予定だ。ブラジルの穀物輸出ルートにおいては中西部および南部・南東部での滞船が常態化する中、北東部に位置するイタキ港では鉄道などインフラの整備により、輸出量の拡大が見込まれている。

またブラジル中・北東部は世界的な穀物需要の拡大にともない、穀物生産の拡大が期待される地域でもある。豊田通商はでは今回の買収を通じて、自社倉庫を軸とした集荷事業を展開。主要穀物の安定した供給体制を確立し、その強化を図る方針だ。

また同社では将来的に、集荷事業を基点とした肥料や農薬、保険、農機などの販売にも取り組み、アグリビジネスを積極的に推進する計画だとしている。

豊田通商、穀物事業の更なる強化へ
豊田通商ではかねて穀物事業に重きを置いており、1968年には穀物サイロ事業を創業。現在は日本国内の4拠点で同事業を展開するなど、長年の歴史と豊富な取扱数量に裏打ちされたノウハウが持ち味だ。

同社では今回の買収によって現地での穀物インフラ事業に加え、新たに穀物集荷・輸出事業へ参入することとなる。同社は今後、穀物の安定供給をはじめとする顧客サービスの強化に取り組むとともに、サプライチェーンの確立にも力を入れていく考えだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

豊田通商株式会社 プレスリリース
http://www.toyota-tsusho.com/press/


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