スミトモラバードブラジルがISO認証を獲得
住友ゴム工業株式会社(住友ゴム工業)は2月27日、ブラジルでタイヤ製造・販売を手掛ける子会社のスミトモラバードブラジルが、エネルギーマネジメントシステム「ISO50001:2011」の認証を取得したことを明らかにした。
グループとして初の認証取得
“企業等で使用するエネルギーを管理し、継続的改善を図ることを目的とした国際規格”であるISO50001は、2011年6月に国際標準化機構(ISO)から発行されたものだ。
今回住友ゴム工業では、審査機関のロイドレジスタークオリティアシュアランス(LRQA)による審査を通じて認証を取得。同社によれば、ISO50001の認証取得はグループとして初であるという。
ISO50001を取得したスミトモラバードブラジルは2013年10月、ブラジル・パラナ州のファゼンダ・リオ・グランデ市にて操業を開始。同年末で565名にのぼる従業員のもと、乗用車用ラジアルタイヤの製造・販売に取り組んでいる。
住友ゴム工業、グループで持続可能な社会の発展に貢献
また今回、住友ゴム工業の中国子会社で、同様に自動車用ラジアルタイヤの製造・販売を手掛ける住友橡膠(常熟)有限公司も、同じくISO50001の認証を取得することに成功している。
同社では今回の認証取得を機に、さらなるエネルギーパフォーマンスの改善に力を入れる考えだ。また同社グループとしても持続可能な社会の発展に寄与し、グローバル企業としての社会的使命を果たしていきたいとしている。
(画像はニュースリリースより)

住友ゴム工業株式会社 ニュースリリース
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2015/sri/2015_025