スペインのガメサ、2015年も好スタート
スペインの再生可能エネルギー関連事業者であるガメサ・コルポラシオン・テクノロヒカ(ガメサ)は18日、ブラジルにおける2つの風力発電事業について契約を結んだと発表した。
ガメサは昨年、合計で約3300MW(メガワット)相当の風力発電事業を受注。今回、ここに合計150MW相当の契約が新たに加わることとなり、今年におけるさらなる展開へ向け好調な滑り出しとなった。
出力合計は最大113.4 MW、54機のタービン納入
今回発表された2つの契約のうち、一つはインフラ事業者Servengの子会社、Serveng EnergiasRenovavéisとの間で結ばれたもの。同社はブラジル北東部のリオグランデ州にいくつかの風力発電所を設けている。
ガメサはこれら発電所にG114-2.0 MWタービン計54機を納入するとともに、輸送から設置、試運転までを一貫して手掛ける。これらタービンにはガメサの“MaxPower”テクノロジーが投入されており、平時の出力は2.0 ~2.1MW、54機すべてを合わせると最大で113.4 MWの出力となる。
ガメサではこれらタービンについて、2016年から2017年の間には実際の供給を行うとともに、2017年末までには試運転に向けた準備を整えたいとしている。
もう一軒でも21機のタービン納入
またもう一方の契約は、地元企業のHidroelétricaおよびデベロッパーのSequoia Energiaとの間に結ばれたもので、バイーア州にある2つの風力発電所にガメサのG97-2.0 MWタービン計21機を納入する。こちらの契約に関しては、2016年前半の納入が予定されているとのことだ。

ガメサ・コルポラシオン・テクノロヒカ:News
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