運航とチケット予約・販売は3月25日以降
日本航空株式会社(JAL)は12日、ブラジルのTAM航空との間で、3月25日以降米国・欧州/ブラジル間でのコードシェアを開始すると発表した。このコードシェアによる追加路線のチケット予約・販売も、同じく25日以降随時スタートする。
ブラジル最大手との提携で利便性向上
ブラジルのTAM航空は、中南米や北米、欧州など世界16カ国、62都市に就航する現地最大手の航空会社だ。同社は2012年、チリのLAN航空と経営統合を実施したほか、南米最大の航空会社グループ「LATAMエアライン・グループ」のメンバーとしても主要な位置を占めている。
現在JALではブラジルにアクセスする路線として、アメリカン航空が運航するダラス・ニューヨーク・ロサンゼルス/ブラジル間のコードシェアを実施している。ここに今回、TAM航空の運航するニューヨーク・ロンドン・パリ・フランクフルト/サンパウロ線、およびニューヨーク/リオデジャネイロ線がコードシェアによって加わる。
JALではこれと合わせて、サンパウロ・リオデジャネイロからのブラジル国内線でもTAM航空とコードシェアを実施する。これにより、同社のコードシェア便が就航するブラジル国内の都市は2都市から13都市へ大幅に拡大し、ブラジルに出張等で渡航する際の利便性が大きく向上することとなった。
JAL、ビジネスパートナーとの提携深める
JALとTAM航空は、ともに世界の主要航空会社15社らでつくるワンワールド アライアンスに加盟している。JALでは今後もワンワールド アライアンスにおけるパートナーとの関係を強化するとともに、顧客の利便性向上へ向けた取り組みを図る考えだとしている。
(画像はプレスリリースより)

日本航空株式会社 プレスリリース
http://press.jal.co.jp/ja/release/201503/003286.html