ドイツの旅行代理店、コロンビアの同業他社と業務提携へ

ドイツを拠点に南米行き旅行サービスを手掛けている旅行代理店のViventuraは4日、コロンビアで旅行代理店を営むSee Colombia Travelとの業務提携を発表した。

ドイツ・ベルリンにオフィスを構えるViventuraは2001年に設立。ヨーロッパやアメリカといった地域の顧客へ向け、南米9カ国への旅行サービスを計3つの言語で提案している。

一方のSee Colombia Travelは家族経営から出発した企業で、昨今累計1000記事を達成した同社のブログ「Colombia Travel Blog」をはじめ、Web上ではこれまで5年以上にわたり業務を展開。コロンビア向け観光客へのアピールが認められて数々の賞を授与されるなど、国内外で注目を集める旅行代理店の一つだ。

両社では今回の決定後も、双方のウェブサイトをそれぞれ独立した形で継続する見通し。一方で、See Colombia TravelのWebにかかる業務をViventuraへ委任するとともに、Viventura側のコンテンツをColombia Travel Blogに提供するなど、実務面での提携を進める方針だ。

ViventuraのCMOであるYngrid Arnold氏は、コロンビア向けのサービスを顧客へ提供していく良い機会になるとして、業務提携の意義を説明。See Colombia Travelのコロンビアにおける豊富な知見を活かすとともに、コロンビアの魅力を発信する上の熱意の共有が重要だとする考えを述べた。

対するSee Colombia TravelでCEOを務めるMarcela Mariscal氏は今回の業務提携について、コロンビア国内での展開を強化するとともに、同社の継続した成長につながる重要な一歩であると強調。コロンビア向けの旅行客が増加傾向にあることを踏まえ、体制の強化が欠かせないとする認識を示した。




Viventura　プレスリリース（PRWeb）
http://www.prweb.com/releases/2015/05/prweb12689114.htm

---