医療機器販売の認可を取得、販売に乗り出す
株式会社GSIクレオスは16日、米国の現地法人GSIホールディング社の子会社にあたるGSIブラジル社サンロケ支店(GSI Creos Brasil Ltda., Sao Roque Branch)で医療機器販売の認可を取得し、ブラジルでの医療機器販売事業に参入することを明らかにした。
市場は活況呈すも、参入に壁
GSIクレオスによれば、ブラジルの医療機器業界に関しては言語や地理的問題に限らない高い参入障壁が存在しているという。
同社はその具体的な例として、外国製の医療機器登録は現地企業が行わなくてはならず、またその登録審査前に製造工場の品質管理システム監査を受けなくてはならないといった点を挙げている。
一方でブラジルでは、経済発展にともなう中所得層の増大と民間医療保険への加入者増に伴い、医療機器の市場規模は年々拡大。関連するインフラの整備が急ピッチで進められるなど、市場は活気を呈している。
障壁をクリアして製品販売を開始
1973年にブラジルに進出したGSIクレオスでは、これまで医療機器の販売をブラジルの現地企業を通じて行うことなどで補ってきた。
今回同社は現地市場への参入に関し好機を迎えているとして、医療機器専門の自社支店をサンパウロ郊外に開設するとともに、販売にかかる認可を取得。今後この支社を現地における医療機器の輸入販売窓口として位置付け、コーディネイト機能の強化と取扱品の拡大に乗り出す構えだ。
また同社では今回の展開強化に当たり、ブラジルにおける透析の必要な患者数が世界4位にのぼる点に着目。同国支社による販売事業の第一弾として、これまで現地の取引先を通じて同国へ納入していた東レ・メディカル株式会社製人工透析装置の販売を開始する予定だとしている。

株式会社GSIクレオス ニュースリリース
http://www.gsi.co.jp/up_pdf/20150416140740.pdf