カナダ最高裁の判決
2015年9月4日、カナダ最高裁は、石油大手シェブロン社に対して、100億ドルの債務をエクアドル原告人に支払うよう判決を下した。
石油採掘によって汚染されたエクアドルアマゾンを清浄する為の債務金額として、満場一致で認められた。何十年に渡って、続いた裁判の中で、この判決は、アマゾン先住民の希望となり得る。
過去の判決
数十年前、シェブロン社が買収する以前は、Texacoが運営していた。その頃の石油採掘の際、河川を汚染し、大きな問題となったのが、始まりである。
その後、1990年初め、最初の裁判が米国で行われ、判決が下されないまま、2003年、エクアドルに裁判が移ることになる。この時期、シェブロン社がTexacoを買収することとなった。
2012年のエクアドル裁判所での判決は、シェブロン社に95億ドルの支払いを命じている。シェブロン社は、判決時には、すでに全ての資産をエクアドルから撤退させており、この判決に対して不服を申し立てていた。
昨年のニューヨークでの裁判では、エクアドルの裁判で不正があったことが認められ、シェブロン社側の勝訴となった。ただこの判決には、カナダを含め、他国での裁判に影響を及ぼすまでの拘束力はなかった。
石油大手シェブロン子会社の責任
カナダにあるシェブロン子会社の資産を差し押さえられることとなった今回の判決は、カナダに子会社を持つ多国籍企業に、不安の影を与えている。
いわゆる大企業のベールとして隠れていた子会社が責任を持つこととなった今回のケースは、ビジネス界に大きな影響を与えるであろう。
(画像はWikipediaより/Photo:by
Jorge.kie.Medina)

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