インターネクサ社とテレフォニカ社が契約締結
コロンビアの通信事業者であるインターネクサ社、インターネクサ・ブラジル社は、スペインの通信事業者であるテレフォニカ・インターナショナル・ホールセール・サービス・コロンビア社と同ブラジル社に対して、通信回線設備の使用権利を認めた。
インターネクサ社の取締役会、インターネクサ・ブラジル社の理事会にて承認され、契約締結に至ったという。
契約内容について
契約により、テレフォニカ社はコロンビアやブラジルにおける海底光ファイバーケーブルの使用権利を得た。テレフォニカ社は、インターネクサ社の通信回線設備やデータ伝送網を使用できる一方で、設備の運用・整備も求められる。
また、新規ケーブル敷設の為、テレフォニカ社はインターネクサ社に1億2000万ドルを投資する必要があるという。なお、契約期間は最短でも15年になる見込みである。
インターネクサ社について
コロンビア電力公社ISA社の系列会社である。南米6カ国を繋ぐ海底光ケーブル5回線を所有し、170都市以上、20万人に対して通信サービスを提供している。
今後、海底光ファイバーケーブルは南米地域2拠点間(コロンビアとブラジル)、南米2拠点とアメリカ間を結び、ケーブルは3万キロから4万9千キロに拡張されるという。
これにより、南米の通信市場において、インターネクサ社は「ティア1」となる。(ティア1:国際レベルで通信サービスを提供する事業者)
(画像はINTERNEXA HPより)

ISA
http://www.isa.co/en/press/INTERNEXA
http://www.internexa.com/en-us/Pages/home.aspx