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アルゼンチン 液化天然ガス輸入量を減らす

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アルゼンチン 液化天然ガス輸入量を減らす

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液化天然ガス輸入量の削減
今月1日、アルゼンチンは、2016年冬季の液化天然ガス(LNG)輸入量を昨年比20~22%減にすると報じられた。チリとアルゼンチン間にて締結した液化天然ガス輸入・輸出協定に基づき、チリからの輸入量を減らすという。

アルゼンチンのエネルギーは、チリからの輸入により賄われている。液化天然ガスは1日あたり550万立方メートル、電力は1日あたり200メガワット、エネルギー輸入額は年間1.3億ドルになるという。

液化天然ガス
アルゼンチンとチリ間の輸入・輸出協定
今月1日、アルゼンチンのエネルギー大臣であるフアン・ホセ・アラングレン(Juan José Aranguren)氏とチリのエネルギー大臣であるマキシモ・パチェコ(Maximo Pacheco)氏は、輸入・輸出協定を締結した。

協定に加えて、両国は、石油需要の拡大、パタゴニアでの炭化水素探索・開発、電力系統の統合など、エネルギー関連分野における協力に同意したという。

また、チリからの出資により、アルゼンチンの国有石油会社YPFとチリの石油公社ENPは合弁企業を立ち上げ、天然ガス供給を行う予定である。これにより、アルゼンチンのガス生産量は、1日あたり240万立方メートルから400万立方メートルに増加する見込みである。

アルゼンチンとチリの天然ガス事情
現在、液化天然ガスの世界市場では、チリが主要な輸出大国であり、主にアジア諸国にて需要がある。アルゼンチンは、チリから既存のパイプラインを使用して液化天然ガスを輸入する。

2015年5月から9月まで、チリはアルゼンチンに対して、液化天然ガス3.8Bcm(Bcm:10億立方メートル)を輸出してきた。

一方、アルゼンチンの天然ガス生産量は、過去10年間で約20%減少したという。その為、天然ガスの輸出は、2004年に停止した。

(画像はイメージです)


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