サムスンペイの市場拡大
今月5日、ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2016(CES)における記者会見にて、サムスン電子アメリカ社の社長兼最高経営責任者であるティム・バクスター(Tim Baxter)氏は、モバイル決済サービス「サムスンペイ」の市場を拡大すると発表した。
2016年中に、オーストリア、シンガポール、ブラジルにて、モバイル決済サービス「サムスンペイ」を開始予定であるという。
バクスター氏はTwitterにて、「サムスンペイ」の市場拡大を喜ばしく思うと発信している。なお、現段階では、3ヶ国における提供開始時期は公表されていない。
テレビ放送サービスの開始
合わせて、バクスター氏は、オーストリア、シンガポール、ブラジルにて、新たなテレビ放送サービスを開始すると発表した。
サービス対象は、スマートウォッチ「Gear S2」、2in1タブレット「Galaxy TabPro S」になるという(スマートウォッチ:スマートフォンの補完的製品、2in1タブレット:ノートパソコン機能とタブレット操作性を兼ね備えた製品)。
サムスンペイについて
「サムスンペイ」は、サムスンペイ加盟店での会計時に、携帯電話にて支払いができるシステムである。これまでのところ、「サムスンペン」は、中国、スペイン、イギリスにて提供されている。また、昨年9月28日より、アメリカでの提供も開始された。
一方、ライバルとなるアップル社より、2016年中に「アップルペイ」をシンガポールにて提供開始すると発表された。
(画像はSAMSUNG HPより)

SAMMOBILE
http://www.sammobile.com/CHANNEL NEWSASIA
http://www.channelnewsasia.com/mobile/FINANCE MAGNATES
http://www.financemagnates.com/fintech/payments/