Movile社の業績好調
今月28日、南米・ラテンアメリカ大手のモバイル通信事業者であるMovile社は、「Series F」の売上が4000万ドルに達したと発表した。「Series F」は、南アフリカのメディア企業であるNaspers社が出資者となっている。
Sympla社による資金援助
ブラジルのオンライン発券事業者であるSympla社より400ドルの出資を受けて、Movile社は南米・ラテンアメリカにおいて発券事業に参入した。
Sympla社とのパートナーシップ締結により、Movile社はモバイルコマース市場の幅広い分野にて成長できると見込まれる。
ブラジル市場での急成長
Movile社は世界中に15ヶ所の拠点をもち、毎月7000万人以上の利用者に対してサービスを提供している。
Movile社は、ブラジルにて著しい成長を遂げ、企業ブランドの維持や統合に必要となる事業の足場を固めた。また、Naspers社やSympla社とのパートナーシップ締結により、シナジー効果として大きな結果を生み出した。
例えば、Movile社の食品宅配購入サービス「iFood」は毎月約170万件の注文があり、昨年比143%増となった。ブラジルの食品宅配市場において、75%の潜在的な市場シェアが予測される。Movile社の「Rappido」は、ブラジルの輸送物流分野にて需要が高まりつつある。
Naspers社について
Naspers社は世界有数のインターネット企業であり、インターネット・動画・メディアサービスを提供している。また、NaspersグループのNaspers Ventureは、急成長しているテクノロジー企業に対して投資している。
Naspers社はMovile社と戦略的パートナーシップを結び、2008年よりMovile社の大手株主となっている。
(画像はイメージです)

Business Wire
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